【ネットワーク】お勉強10

【第16回】IEEE802.5とFDDI
ethernetの意味
ethernetのetherとは「エーテル」と言う意味 
エーテルとは古い物理学でひかり熱などの媒体とされた伝説上の物質
信号が全体に伝わっていく様がエーテルのようなのでEthernetというらしい.

トークンパッシング
IEEE802.5はリング型トポロジ
トークンと呼ばれるフレームが巡回している.
トークンが来た時のみ送信する権利がある.
運びたいものがある人はトークンにデータを渡す.データを受け取ったトークンは各人にデータを渡し受領印をもらう.
衝突が発生しないのがメリット
相手が受領したのかも確実にわかることもメリット

IEEE802.5とFDDIのようなトークンパッシングよりもイーサネットCSMA/CDのほうが制御が簡単なせいで機器が安くつくので普及した.
またCSMA/CDのほうがスピードも速い.
FDDI
FDDIは二重リング型トポロジで光ファイバを使う.



【第17回】Data-Link層 ブリッジ
ソースルートとトランスペアレント
ブリッジの由来:2つのLANの架け橋
※ハブの場合, 制御なしに来た信号を流してしまうのでひとつのLANと見られる.
衝突ドメインのようなネットワークの区切りをセグメントというが2つのセグメントをつなげるのがブリッジ
ソースルートブリッジはIEEE802.5のトークンリング同士をつなげるブリッジ
トランスペアレントブリッジは同じアクセス制御方式のセグメントをつなぐ
例えばEthernetFDDIなど
Ethernetのアクセス制御方式はCSMA/CD
エンキャプスレーションブリッジは2つの制御方式のセグメントを間にWANなどを通して中継するためのブリッジ


MACアドレス フィルタリング
ブリッジは受け取ったフレーム(Datalink層で付与されるもの)を解析してそれをもとに制御する.
まずMACアドレスを読み取る.
3 Minutes Networking No.17の図Figure17-03が分かりやすい!
Ethernetで計算機Aから同じセグメントにある計算機B宛のときはブロードキャストなのでセグメントαとセグメントβを結ぶブリッジにも届くが計算機Bは同じセグメントなのでブリッジは破棄する.
計算機Aからセグメントβにある計算機Cにおくるにはブリッジはセグメントβ上の計算機にフレームを送る.
ブリッジを通過できるかはMACアドレスで判断される.
宛先が同じセグメントの場合は通過できない.
このようにフレームを通過させる,させないという制御をフィルタリングという.
ブリッジが計算機のMACアドレスを覚えるのはアドレステーブルを持つからである.
3 Minutes Networking No.17これのFigure17-04
一度ブリッジを通過したMACアドレスをセグメントのどちらにあるのかを記録していく.
ブリッジの利点は同一セグメント内のデータのやりとりが他セグメントに出ないことである.
よって余計なデータがあまり入り込まない.
ネットワークのトラフィックが減る.衝突の可能性が減る.
ブリッジの欠点はフレームを読み取る時間がネットワーク全体に遅延を発生させるということ.
また,欠点としてブロードキャストを止めることができないという限界がある.