【ネットワーク】お勉強11

【第18回】Datalink層 スイッチ
スイッチ
レイヤ2に属するスイッチを一般的にスイッチングハブという.
※ブリッジの機能はMACアドレスでフィルタリングする.
 ブリッジを通過するフレームか通過させないフレームかを判断する.
スイッチもブリッジと同様にMACアドレスによるフィルタリングを行う.
ブリッジと異なる点はマルチポートという点.
スイッチはどのポートに送るかまで判別する.
スイッチは複数のポートがあり各デバイス(MACアドレス)とそれが接続されているポートとの対応表を持っていて同時に複数のポートから受信した場合も動作する.
3 Minutes Networking No.18Figure18-02
ブリッジと同じくアドレステーブルを持つ.最初はまったく白紙の状態でフレームを受信したらその宛先とポートを覚えておく.
3 Minutes Networking No.18Figure18-03

ストアアンドフォアード
スイッチはバッファメモリを持っている.
スイッチに届いたフレームを一旦バッファに入れて接続が確認できたら通信を始める.
3 Minutes Networking No.18Figure18-04
このようにバッファリングを行う方式をストアアンドフォワード方式という.
store(貯める)してforward(送る)するという方式
現在のイーサネットでは100Mbpsと10Mbps間の通信の中継になる場合などボトルネックを防ぐために,一時的にバッファに入れておく必要がある.よってスイッチを使うことが多い.
フレームを一時記憶するための遅延時間が欠点でもある.

前二重イーサネット
前二重方式とは送信しながら受信もできる.

スイッチの利点
衝突が発生しない.
衝突ドメインを区切ることができる.
スイッチを使えばCSMA/CD(衝突を前提としたアクセス方式)を無視できる.
ストアアンドフォワード方式なので複数のデバイスが同意時に送信可能.